湯河原の町の中でも一層静寂な時が流れる高台に存する「若松 箱根湯河原」は創業97年の「割烹旅館 若松」の姉妹館です。
「割烹旅館 若松」が函館の地に 誕生したのは、大正11年(1922年)。以来、北海道を代表する観光地、函館 湯の川温泉において最高級のおもてなしを提供する老舗旅館として約一世紀にわたり愛され続けてきました。
割烹旅館であることにこだわり、お客様に最高のお料理と心遣いを提供していきたいと思っております。
エントランスでは、若松の歴史を継承する、若松提灯がお客様をお出迎えいたします。夜の若松はさらに風情がございます。
「若松 箱根湯河原」の廊下は、全館畳敷き。
夏涼しく、冬暖かく。湯上がりの素足に心地よい感触です。
お部屋はもちろんロビーや大浴場など館内は素足のままでお過ごしいただけます。
しっとりと包み込んでくれるような京壁。
バス停「理想郷」から続く急勾配の坂を上ると、目に飛び込んでくるのは切込はぎという高い技術工法で作られた石垣。山の上に立つ小さなお城の城壁のような佇まい。その上にそびえる旅館建物は、天守閣さながら。
「割烹旅館」である「若松 箱根湯河原」。
ミシュランガイド北海道で一つ星の栄に浴した若松の料理は、茶事における「三キ」のおもてなしの心が宿ります。
「その季節」「その器」そして「その機会」への心配りを何より大切に、お料理を通して若松の真髄を味わっていただきたく存じます。
敷地内に湧出する自家源泉の天然温泉です。
弱食塩泉・弱アルカリ性という理想的な泉質で、非常にお肌にやさしい温泉です。
湯河原の山並みと満天の星空の絶景をお愉しみ下さい。
それぞれのお部屋の呼び名には、日本を代表する画人の名を拝借しております。
いずれも風情漂う数寄屋(茶室)造り。
自然豊かな絶景を望む湯河原の山懐に抱かれながら至福の時をお過ごしください。
多くの画人・文人が愛した湯河原。
窓からは「相模の小京都」と呼ばれる湯河原の街を見おろす山懐に抱かれた城郭造りの『若松 箱根湯河原』。
数寄屋(茶室)造りの風情ある次の間付きの客室で心を見つめ直し、筆を取る。
そんな凛とした時間と空間をお届けしたいと思います。
若松の会席料理は、茶事における三キのおもてなしの心。四季折々の旬の味を、厳選した器に丹念に配し、一品ずつお手元にお持ちいたします。北海道自慢の素材を最高の状態でお楽しみいただけるよう、あたたかいものはあたたかく、冷たいものは冷たいままに、箸の進みに合わせてお届けいたします。
上質な抹茶からおつくりする「おうす」は、香・色・喉越しがよく、まろやか。ご一緒にお召し上がりいただく菓子とも相性がよく、お口の中で抹茶の豊潤な香りとほのかな苦みが広がります。
「松のみどり」は、フランス・ダックワーズ地方で生まれた伝統菓子に、香りの良い抹茶クリームをはさんだ若松オリジナル菓子。抹茶の風味と上品な甘さの菓子で疲れを癒し、部屋いっぱいに広がる和の香りをご堪能くださいませ。